電子書籍の作り方と稼ぐコツ

電子書籍の作り方

まずは中身から始まります。本のテーマを決めて、コンテンツである中身をテキストファイルで保存できるソフトを使って作成します。メモ帳でも構いませんが、自分に合ったテキストエディタを使う事で執筆がスムーズになります。書き終わったデータはテキストファイルとして保存し原稿のサイズは650MB以下になるようにします。

テキストファイルが出来たら出版出来るのではと思われがちですが、EPUBと呼ばれるファイルに変換する必要があります。EPUBとは電子書籍として閲覧できるファイル形式で、Amazonでは他にも対応しているファイル形式がありますが一般的に電子書籍を作成するならEPUBに変換が必要です。

EPUBに変換するには専用のソフトが必要です。幾つか種類があるので、自分が使えそうだと思える物で変換します。またソフトによってマークダウンと呼ばれる、見出しや太字等の指定方法は違います。ですので自分が選んだソフトのマークダウンを調べ、テキストファイルの見出しや段落の部分に打ち込みます。

中身は完成したので、次は表紙です。
ペイントソフトで自分で描くのも構いませんし、クラウドソーシングサイトでイラストレーターに依頼する方法もあります。また電子書籍の表紙に使用できる、無料画像提供サイトもあるのでその中から選ぶ方法も良いです。

Kindleに出版するならば、1562×2500ピクセルで作成すれば丁度良い大きさになります。
注意する点は、データ形式はJPGかTIFでサイズは50MBです。画像は簡単にサイズが大きくなりやすいので自分が使おうとしている画像のサイズが超えていないか常に確かめる必要があります。万が一大きくなりすぎた場合は、縮小する等の方法があります。

電子出版するには3つの物が必要です。
中身になるEPUBファイル、表紙になる画像そして本の中に挿入する画像です。挿絵が要らないならば画像は不要です。
これらのファイル名が日本語ならばKindleにアップロードした際にエラーが起きる可能性もあるので、日本語のファイル名ならば半角の英語に直しておきます。Kindleにアップロードする前に、出版した時エラーが起きないか確かめる事も大切です。Kindleのプレビューが出来るソフトがあるので、それを使います。更にプレビューの他にもKindle専用のファイルにも変換する事も出来ます。

3つの物が揃ったら、キンドル・ダイレクト・パブリッシング略してKDPへの登録をします。登録が終了すれば、電子出版します。入力に必要なのは、書籍名や執筆者なので特に戸惑う所はないはずです。ですがここで注意するべきなのは、本の出版権の部分です。自分で作成した物は必ず、これはパブリックドメインの作品ではなく、私は必要な出版権を保有していますという所にチェックを入れます。

後は本のコンテンツを指定された部分でアップロードすれば完了です。アップロードの48時間以内に審査が行われ、合格すればそのまま出版されます。否認される要素として、中身に違法な行為や猥褻な内容そして悪意のある表現がある場合は出版する事が出来ません。また独占権やパブリックドメインの物も当てはまります。

無料で公開している内容があるならば、本当に作者が同一人物なのか確かめる為にAmazonからメールが来ます。他にもAmazonが本の中身を確認して、出版できる品質ではないと判断した場合は審査に落ちます。出版できない品質とは、フォーマットが整っていなかったり誤解を与えるような本の題名や画像だけで内容が薄い等、顧客に不満を与えてしまいそうな作品です。Kindleに出版したいけれど難しい、頼れる人が欲しい場合はKindleの代行サービスに依頼する方法もあります。

電子書籍で稼ぐコツ

まずはKindle内でも見た事がない独創的な書籍を作る事です。その為にターゲット、つまり自分が作る書籍はどのような人が対象なのかを決める必要があります。

何かの技術を教える内容ならば、読む人がどのような内容を知りたいのかを把握する事が大切です。周りに対象の方がいるならば聞いてみる等、予め調べる方法も有効です。小説ならば、ターゲットによって自分が書くべき内容が変わります。

例えば高校生に向けた小説ならば、主人公も共感しやすいように高校生にする等の工夫が大切です。男性ならばバトル要素、女性ならば恋愛要素があると人気が出やすくなります。ジャンルはAmazonが公式で人気のカテゴリーとして発表しているので、参考にすると良いです。

そして売れる本は登場人物のキャラクター設定が魅力的で、シリーズ化しても問題ないレベルまで作り込んでいます。キャラクターだけではなく、演出も大切です。1つでも人に話したい名シーンがあれば、口コミとして色んな人に知って貰えます。

人の評判を参考に書籍を購入する方もいます。その為、最初のレビューは好印象を与える物が良いです。
自然につくのを待つのではなく、親しい友人に頼んでレビューして貰う事も出来ます。逆に誤字脱字が多いとネガティブなレビューが多くなってしまうので、特に誤字脱字がないか出版する前に確認する事が必要です。

更にAmazonはKindle本の中からピックアップして宣伝する事もありますが、誤字脱字は品質に問題があるとされてピックアップの対象外になります。レビューがつけやすくするには、レビューを書いた人にプレゼントを渡すのが1番です。

例えば小説ならば書籍内の展開後の話、何かを教える本ならば書かれた内容の応用編や知っておくと便利な事について配布する等です。また書籍には、自身のサイトやTwitterを載せる事も良いです。自分の事を知って貰うのが理由です。

小説投稿サイトで書籍化された本が売れている理由は、無料で読めて既に内容を知っている他にも作家と親密な関係を築いているファンが多いからです。親密な関係を築いている方は自分の濃いファンになってくれます。そして作家で買う人が多ければ、自分の2作品目以降も売れやすくなります。

他にも表紙は書籍にとって顔です。タイトルや表紙に惹かれて購入する方も少なくありません。内容も勿論力を入れるべきですが、表紙も同じくらい力を入れなければいけません。ですが文章は書けるけれど、魅力的な表紙を作成出来る自信がない方もいます。その方は出版代行サービスに頼むか、クラウドソーシングサイトを使い本業のイラストレーターに依頼するのがお薦めです。

Kindleで電子出版するには、サブタイトルや説明文を入力する事が出来ます。そして検索キーワードも入力する事で引っかかりやすくなります。コツはサブタイトルとメインタイトルに重複しないキーワードを入力する事です。また稼ぐならばKindle Unlimitedの対象にするべきです。

読み放題のサービスですが、料金を気にしないで済むので人に読まれやすくなります。更に購入された場合は、その分の印税を貰えますので稼ぐ手段を増やすという意味で大切になります。

Kindle Unlimitedの収益は読まれたページ数で決まります。その為、1冊が思うように売れなくても兎に角良質な書籍を作って次々に出版していくというのが1番良い方法になります。塵も積もれば山となるという考えで、出版する本が増えていけば読まれるページも増えていきます。

そして重要な事は、販売すればすぐに売れる訳ではありません。幾らKindleが電子出版の最大手だとしても、出版しただけでは誰も書籍の事について知らなかったり興味を示しません。その為、出版した後は宣伝を行う事が重要になります。

TwitterやFacebookでのSNSで拡散させるのが1番簡単です。またSNSをやってみて、色々な方との繋がりを持つ事は重要です。親密な関係を築いている方を多くする事で、ファンを増やす事を狙います。更に親密な方は、自分が何も言わなくとも宣伝の呟きをリツイートする等、拡散して貰いやすくなります。その方のフォロワーにも出版した本について知って貰えるので結果として、より多くの人に書籍を購入して貰う事が出来ます。

またブログをやってみる事で自分の事を知って貰い、そこから購入して貰う方法も有効になります。ブログならば書籍についてのページを用意してアピールする他にも、内容を一部公開する事も良いです。内容を晒せば売上が下がると思うかもしれませんが、人は知りたがる生き物なのと買ったら後悔する内容なのではという不安を軽減出来るので納得できる内容ならば逆に売れやすくなります。大切なのは自分と書籍を多くの人に知って貰うというスタートラインから、如何に興味を持って購入して貰うゴールに繋げるかです。